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トランスミッターをリセットする方法

公開日:2020/09/04

こんにちは。田名部です。

今日は、トランスミッター(無線で音をOTOtronに飛ばす装置)で、いわゆる故障として事務局に問い合わせが多いトラブルの対処方法について、トランスミッターのリセット方法をお知らせします。

現在、トランスミッターは二種類あり、最初に使われていたHi-Goingというメーカーのトランスミッター、そして現在使用しているTaoTronicsというメーカーの2つがあります。

そのトランスミッターですが、当初故障と思われていたトラブルとして、大きく2つの症状があります。

症状1:電源が切れなくなる(Hi-Going、TaoTronics両方)

1つ目のトラブルは、ある状態からトランスミッターの電源が切れなくなってしまう症状です。
Hi-Going製のトランスミッターは電源ボタンのLEDがグリーンに点灯したまま動かなくなり、TaoTronicsのトランスミッターは、AとSBCと書かれたLEDが点滅した状態で電源が切れなくなります。

症状2:充電ができなくなる(TaoTronicsのみ)

もう一つの症状は、充電がきちんとできなくなるというものです。まったく充電を受け付けなくなるパターンと、5〜10分程度は充電できるものの、すぐに充電が終了し、使用を開始するとすぐにバッテリーが切れてしまう症状が確認されています。

対処方法

これら、症状1、症状2が出た場合、トランスミッターを強制的にリセットする方法が存在します。当初、TaoTronicsのメーカーから教えてもらった方法でしたが、Hi-Goingでも全く同じように動作することが判明しましたので、お知らせします。★後日マニュアルにも反映させますが、章立てを整理する必要があるので、少々お時間をください。

Hi-Goingトランスミッターのリセット方法

電源LEDがグリーン点灯して電源が切れない状態

手順1:まず、上記のような電源が切れない状態で、電源ボタンを押しっぱなしにして下さい。

手順1:電源ボタンを押しっぱなしにする

手順2:電源ボタンを押しながら、次に電源アダプタに繋いだUSBケーブルをトランスミッターに繋ぐ

手順2:充電ケーブルをトランスミッターへ繋ぐ

手順3:電源LEDが切れたことを確認する。

電源ボタン+充電ケーブル接続でLEDを確認!

必ず電源ボタンを押しながら、USB充電アダプタに繋いだ充電ケーブルをトランスミッターに繋いで下さい。そのまま数秒待つと、電源LEDが消えて、トランスミッターがリセットされます。

TaoTronicsトランスミッターのリセット方法

TaoTronicsトランスミッターの手順もまったく同じです。

電源が切れないまたは充電できない場合。

手順1:電源ボタンを押しっぱなしにする。(充電できない場合も同じです)

本体側面にある電源ボタンを押しっぱなしにする

手順2:電源ボタンを押したまま、USB充電アダプタに繋いだUSB充電ケーブルを繋ぐ

手順3:電源LEDが切れたことを確認する。または、充電が開始されたことを確認する。

LEDが消えたことを確認。

電源が切れなくなっていた場合は、この操作で電源が切れて復帰することを。また、充電がきちんとできなくなっていた場合は、本体を裏返して充電LEDが点灯し、充電ができるようになることを確認してください。

充電がしっかりできるようになれば、問題なく使用可能となります。

トランスミッターは、多少クセのある装置なので、その辺りを認識しつつリセット操作があることを頭の隅に入れておいて頂ければと思います。(^^)