こんにちは。田名部です。
プラクティショナー、ないし、シニアプラクティショナーとして練習を積み、調整レポートを提出して、ディプロマが無事に授与された。
・・・では、次に一体何をすれば良いのでしょうか?

弊社、Bioluxは、皆さまの集客フォローを行う会社ではないため、集客に関するご質問は特に受けておりません。
…ですが、次に一体全体何をすれば良いのか分からないとお困りの方に向けて、どうビジネスを組み立てていくか、何回かに分けてお話をさせて頂ければと思います。
①サロンの場所を決める
調整ができる下準備ができた時、まず考えるべきは、どこでイーマ・サウンドセラピーを行うのか、サロンの場所を決めることではないでしょうか。
A.継続的にセラピーを提供できる拠点がある。
B.ご自宅の一部をサロンとして提供する。
C.レンタルスペースを借りる。
D.出張でセラピーを行う。
主に、上記の4つがあると思います。
すでに、整体院などを営まれていて、継続的にセラピーを提供できる場合は問題ありません。
もし、決まった場所をお持ちでない場合には、どこでサービスを提供するか、まず考えてみてください。

現実的には、ご自宅の一室を提供するケースや、時間貸しのレンタルスペースを使うこと。あるいは、出張エリアを限定して、出張型でセラピーを行うといったことが考えられます。
ただ、女性セラピストの場合、出張でセラピーを行うのには抵抗がある方もいらっしゃると思います。例えば、一緒に行うパートナーを決めて一緒に場所を借りるといった方法もあります。
Bioluxの月島事務所も、時間貸しとはなりますが、事務局スタッフがいる場合にはガラス戸で仕切られたスペースをお客様の調整に提供できるよう、準備中です。※詳細は事務局より連絡して貰おうと思います。
②ホームページを作る
次にすべきことは、ホームページの作成です。インターネット上から情報発信を行います。
「私は、知り合いが多く、口コミだけで集客もできる!」・・・という方もいらっしゃるのでしょうけど、口コミだけで永遠に集客をするのは現実的ではありません。インターネット上にホームページを作って集客することは必須だと思ったほうが良いと思います。
もちろんビラを配ったり、近所へDMを配って回るという方法もありますが、自宅のポストに配達されたチラシをほぼそのまま捨ててしまうことが殆どではないでしょうか?
つまり、紙媒体で宣伝することも効果が全く無いワケではありませんが、往々にして費用が高く付く傾向にあること、配布できるエリアがごく限られてしまうこと、労力の割に効果が薄いこと等が挙げられるため、一般的にはホームページを開設することが望ましいのです。
ホームページと一口に言っても、(A)ホームページ、(B)ブログ、(C)SNS(Facebook、LINE、Instagramなど)、(D)動画(Youtube、Vimeoなど)、(E)ネットショップ、(F)ショッピングモールへの出店(Amazonや楽天、カラメルモール)など、様々な種類があります。
もちろん、すべての媒体に出せるなら、それが最強であることは言うまでもありません。
・・・が、実際にホームページを作ってみれば分かることですが、ホームページの作成や更新は意外と手間が掛かります。時間とお金と労力という初期投資があまり掛けられない方は、(A)のいわゆる一般的なホームページをまず作ることから始めるのが良いでしょう。

③自分の強みを考える
さて、ホームページから情報発信を考えるとき、まず「私には何ができるだろうか?」を考えてみることではないでしょうか。
例えば、自分には整体や、カウンセリングができるとか、ヒプノセラピーを習っているとか。占いができる方ならそれと組み合わせること。いわば、自分が持つほかの強みと組み合わせて考えてみることです。イーマ・サウンドは、あなたが既に身に付けている技術と組み合わせることが可能です。
ではなぜ、そうした強みを考えるのでしょうか?
「イーマ・サウンドセラピーやってまーす!」・・・だけの情報では、なかなか注目して貰えないからです。
もちろん、あなたが主婦であったり、それまで開業した経験をお持ちでなく、これと言った特技をお持ちではないという場合もありますね。
実際に、本講座へ申し込みされる方の中にも「私には、他に特技が何もないので、大丈夫でしょうか?」というご質問を受けることがあります。
しかし、すべては自分次第です。
どんな方であっても、最初はゼロから出発します。全くノウハウの無い中から、少しずつカタチを作っていく以外無いのです。そして、たとえビジネス経験をお持ちでなくとも、それまで生きてきた人生経験から様々なことをあなたは学んでいると思います。
たとえば、次のような工夫を入れてみてはどうでしょうか?
・お客様がリラックスできるようなアロマを焚いてみる。
・はじめてのお客様がリラックスできそうな空間作りをする。
・自分がお客様だと思って、リラックスして調整を受けられるような配慮を考えてみる。
・お客様にご用意するお茶と簡単な茶菓子などを用意する。
・最初に現状をヒアリングさせて貰ってから、イーマ・サウンドセラピーについて説明する。
・お客様に同意を頂いてからセラピーへ移る。
・・・といったことをホームページへ写真付きで載せると良いのではないでしょうか。
イーマ・サウンドセラピーを提供するにあたり、あまり大きな肩書は必要無いと思います。
資格など、ある種の権威性があるに越したことはありませんが、提供するサービスとは無関係な資格を並べることに意味はありません。それよりも、ホームページを通じて、あなたの提供するサロンがどういう場所かを、お客様に感じて貰えるようにすることが大切かなと思います。
④実際の流れを確認しておく
ディプロマを受領し、サロンの場所を決め、ホームページも用意しました。
その次に何が必要でしょうか?
あとは、イーマ・サウンドセラピーができればOKですか?・・・いえいえ、それでは全くもって不十分です。
それは、実際にお客様がお見えになった時の動線設計です。どういう順番でお客様をご案内するか、きちんと考えなければなりません。
【(例) お客様をセラピーにご案内するまでの流れ】
1.まず、お客様をお迎えする。
2.お飲み物などを提供する。
3.セラピーの前に、イーマ・サウンドセラピーとはどういうものであるかを簡単にご説明する。(ホームページやスライドなど説明できるものを事前に用意しておく)
4.お客様がイーマ・サウンドセラピーに納得されたら、”現状分析表” にサインを頂く。
5.現状をお客さまよりヒアリングする。(病歴、気になるところ、服用している薬など)
6.(可能なら)調整前の写真撮影。
7.調整にご案内する。
8.イーマ・サウンドセラピーを行う。
9.代金をいただく。
10.お水を渡し調整後の注意事項をお伝えする。(調整後はムリをせず早めに休むこと、お水の飲み方、岩塩体操など)
11.(可能なら)調整後の写真撮影。
12.(可能なら)調整後の感想をいただく。
という辺りでしょうか。
次回は、この後に続くリピート戦略についてお話させていただきますね。
ご参考になれば幸いです。